子供の姿勢
Kくん 7才
Kくんの場合は、歪みの影響で、不良姿勢となるパターンです。しかし、歪みよりも日常での身体の使い方により不良姿勢となる場合もあります。
子供は無意識のうちに親や周囲の動き、
姿勢を真似てしまいまう傾向にあり、
大きな影響があります。
そのため、姿勢指導をお子さんだけにしても、
言われた時はやるけれど、
それ以外の時に、自然に再現される
「身に付く」のは少数です。
姿勢指導を何も受けないでいるよりは
良いのですが、先に書きましたように、
姿勢というのは
「身に付く」「身に付ける」
部分が多くを占めるものです。
日々の動きや意識などの蓄積により
形作られた「結果」です。
ただ大人と違い、子供はまだ筋肉拘束
(骨格本来の自然な動きを妨げる凝り固まった筋肉)
が少ないので、指導内容の再現性が高い状態にあります。
ですので、子供の頃から骨格負担の起きにくい
姿勢や動きを身につける事は
とても有効で大切な事です。
大人の場合、不良姿勢と間違った動きで
作り上げた肉体状況の方がほとんどですので
そもそもの指導内容の再現だけでも
やっとの方が少なくありません。
持続性のある健康を望むならば
本来はこの段階で、再現を阻む要因を
一つ一つ取り除き、良好な姿勢、座り、動きを
可能にする努力が必要です。
そのため、姿勢に関するご相談は、
ご家族皆さんの姿勢に対する理解、
取り組みがとても重要となります。
しかしながら限られた時間内での
充分にお伝えするのは難しいのが現状です。
そもそも、「不良姿勢」とは、どの様な状態で
「正しい姿勢」とは、どういう状態をいうのか?
これらの理解がない限り、
姿勢を正すというのは困難です。
場合によっては、身体の負担となる姿勢を
身につけてしまうこともあります。
日頃、皆さんが抱くこうした疑問を
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構造的理解を深め、
姿勢や日常所作のポイントを知る事は
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骨格細分化調整を受けていない方も是非ご覧下さい。