捻挫が重心を乱し、安定した成長に影響を与える
20代女性 Sさん
数週間前、右足首を捻挫した。
以降、腰痛、足裏の痛みが酷くなる。
捻挫箇所にマス目の歪みがあり、調整。
調整後、腰痛、足裏の痛み、いずれも消失。
同様のケースは多くあります。
しかし、軽い捻挫などの場合、痛みがなくなって、
数ヶ月経ってからジワジワと、全身不調が表れてくる場合が
少なくありません。
かばって歩く程の捻挫でなかったりすると、
自覚しにくかったり、忘れてしまいがちな為、
なぜ不調なのか分かりにくいようです。
かばって歩く程ではなくても、
マス目の歪みが生じていると、
全身でバランスをとるため、時間の経過と共に、
歪みも増え複雑になっていきます。
マス目の歪みの増加や複雑化というのは、
実感出来るものではありませんが、
筋肉の異様な硬さや、身体の締め付け感などとして
表れやすい傾向にあります。
当方に相談に来られるお子さん方が、
幼児、小学生なのに筋肉が異常に固く、
骨盤が密閉されたかのような、
ピチピチのTシャツを着ているかのうような
肉質の子が多いのは、偶然ではないと思います。
立つために筋緊張を高く維持しなければならない
マス目状態、歪みの状態があると考えています。
また、子供の頃、捻挫を繰り返していた方に
脚の長さが違う事がよくあります。
知らず知らずのうちに受傷した脚を
かばって歩くのに慣れてしまうと、
全体の重心がおかしくなるだけでなく、
成長期に筋肉の左右差を作ることになります。
しかし、そもそもが、子供の頃から、
転びやすかったり、捻挫しやすかったりした方の場合、
元々骨格的に不安定な状態にあったことが考えられます。
骨格細分化調整は、
骨格本来の最適な重心で立てる状態に促されるため、
転びやすい、歩き方がおかしいなどの
お子さんに適している方法です。