個別指導「身体の偏りと使い方」(Tさん30代男性 野球、自転車)
受講目的
趣味の野球や自転車だけでなく、運動能力全般の向上
そもそもの日常動作について関心があり、受講を希望
中心軸整体で調整中に立ち方の指導を受けてきているので、初回の立位指導はスムーズに通過。
しかし、腕使いの土台となる様々な方向への動きに入ると「で、で、で、出来ない!」の連発。
一見なんでもないような動きでも構造的に正しい使い方で行おうとすると、とんでもない動きになってしまうことが判明。
Tさんは肩のガングリオン除去の経験があるのですが、再発し、現在は温存状態。今回、その腕の使われ方から、患部周辺の流れ、通りがが良くないことが、再発に大きく影響していることが考えられます。
健康維持のために身体を動かすのは、大切なことです。しかし、このような状態にあることに気付けず、繰り返し行われる動作は、やればやるほど、身体の偏り、歪みを大きくしてしまう結果となっていることがあります。ほとんどの場合、そのことに気づくのは 、不快感、痛みの表面化によるものです。また長年の蓄積は身体奥深くの拘束として、動きのぎこちなさ、身体の硬さとして現れてきます。五十肩、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などは、構造的に負担の大きい動きになっていることに気が付けないことの結果として起きてくると考えています。
このような動きの問題点は、受け身で整体を受けているだけでは見つけられません。可動検査で確認される可能性はありますが、具体的な対処は自ら積極的に動きの修正に取り組む必要があります。
個別指導は、構造的に正しい姿勢、使い方という確かな方向性があることで、皆さん問題点が明確になります。