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調整・指導前   調整・指導後

子供の姿勢5
調整・指導前   調整・指導後

子供の姿勢6
調整・指導前     途中経過    調整・指導後

子供の姿勢7
調整・指導前   途中経過   調整・指導後

姿勢指導には構造的な正しい理解が必要

(1)一般的な姿勢指導前後の比較

指導前        指導後
        

 うつ向いていた悪い姿勢が、良くなったと説明されている、一般的な姿勢指導による写真のイラストです。しかし、当調整所では、全く違う見解を持っています。

(2)一般的な姿勢指導で、さらに悪化した姿勢

 当調整所では、指導後のほうが「悪い姿勢になった」と分析します。その理由は

①さらに前重心となった

指導前        指導後
        
前重心      さらなる前重心
   
②腰椎前湾が無くなり、直線状の腰椎(フラット腰椎)になった
   
指導前        指導後        
        フラット腰椎

③上記2点により脊柱の生理的湾曲がさらに崩れた

(3)姿勢指導前では何が悪かったのか?

 そもそも、正しい姿勢の定義が曖昧なので、姿勢指導自体に意味がありません。 ここでは、構造的に正しい姿勢の観点から「姿勢の間違い」と「構造的に正しい姿勢」を見ていきます。
(構造的に正しい姿勢の指導後は「構造後」と記します)

①前重心になっている
指導前     指導後     構造後
          
前重心     前重心   正しい重心位置  

②膝が過伸展になっている(膝関節が伸びきって固まっている)

指導前     指導後     構造後
          
過伸展     過伸展      正常  

③仮肋部が前湾している(本来は後湾する)

指導前     指導後     構造後
          
仮肋部前湾  仮肋部前湾   仮肋部後湾  

④頸椎が直線状になっている(本来は前湾する)

指導前     指導後     構造後
          
頸椎直線状  頸椎直線状    頸椎前湾 

 以上の4つが指導前の「姿勢の間違い」であり、ここを正すことで、脊柱の生理的湾曲が維持された「構造的に正しい姿勢」となります。

詳細は
「構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方<理論編>」を
参照願います。

頭部の中心がずれた状態での成長・姿勢の崩れ

頭部のマス目の中心が、前方にずれていた場合「立てない・座れない」「顎が上がり姿勢が崩れる」「うつむき状態になる」という状態になりやすい。

 

頭部変形 子供の姿勢

頭部変形「マス目の歪みの量」と成長の関係

「マス目の歪みの量」の違いにより、成長に伴う身体の歪み状態を示しました。

 歪んでいても、身体を固めて真っすぐに立てる場合、固めても真っすぐに立てない場合と、歪みの量によって互いが生じます。

 

成長 子供の姿勢

マス目の歪みで作られる姿勢

①OCT(頭蓋骨上)前方移動タイプと姿勢との関係

頭頂骨が前方移動している歪みの場合、大きく二つの姿勢に誘導されるようになります。

<顎上がりタイプ>
・頭頂骨を水平に保つように、顎を上げた上向きの状態を作ります
・多くは、仮肋部(*1)が前湾した、弓腰(反り腰)になります
・反り返りが異常に強くなる事もあります

  反り返り
       反り返りが強い

<うつむきタイプ>
・頭頂骨の前方移動に従って、下を見るようなうつむき状態になります
・お腹が前に出やすい姿勢になります
・赤ちゃんの場合、首が座りにくくなる事もあります

    首が座らない


(*1) 仮肋部(かろくぶ)とは

  

胸椎部は、十二対の肋骨が、軟骨によって胸骨につながる「かご状」です。上から七つの肋骨は、直接、胸骨につながり真肋(しんろく)と言われ、八〜十二番は直接つながっていないので仮肋(かろく)と言います。ここでは、胸椎を含めて上から七つを真肋部、八〜十二番を仮肋部と表現します。胸骨に直接繋がっていない仮肋部は、動きやすく、前湾・後湾しやすい部位となります。

猫背になる座り方、猫背にならない座り方

(1)猫背になる座り方

股関節の屈曲角度は、70度くらいが
座りやすい角度になります。
同じことですが、骨盤が立っている場合、体軸と大腿骨の角度は
約110度になることを意味しています。

   

下のイラストは、イスの高さだけを変えて
それぞれ、座りやすい状態で座りました。
股関節の屈曲角度はどちらも同じ70度です。
右のイラストが猫背になる座り方です。

   
骨盤が立っている   骨盤が倒れている


骨盤を立てた状態で、腿が水平になるように座ると
股関節の屈曲角度は90度近くになり座りにくくなります。
そのため、自然と、楽な70度にするために、右のイラストのように
骨盤を寝かせ(倒し、後傾させ)猫背になります。
右のイラストの猫背は、これが自然なのです。

この構造的な理解がないと
子供に、間違った座り姿勢を強いることになり
座位だけでなく立位までの姿勢が崩壊してしまいます。

(2)猫背にならない座り方

股関節の屈曲角度が70度にならない
低い椅子に座る時の、座り方を説明します。

①膝を下げて70度にする

女性の場合は、足を倒して膝を低くしたりします。

②股を広げて座る
股を広げた場合、股関節の屈曲角度は約115度になります。

   

   

男性の場合は、股を開いても、あまり抵抗は無いと思いますが
女性の場合は①にするか、椅子を高くする必要があります。

詳細は
構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方 理論編
第二章「構造的に正しく座れない」ことで崩れていく姿勢
を御覧ください。

お子様の姿勢についてのご相談は、以下をご理解下さい。

1)姿勢には大きく分けて二つのタイプがあります

①認識修正、指導である程度、骨格本来の自然な姿勢をとれる場合
②骨格構造的な問題で、上記の修正等では無理な場合

2)姿勢の認識修正、指導は、お子様の現状把握の為に行います

3)良い姿勢に見える形作りの指導は行いません
  (背筋を伸ばす・胸を張る・腰を立てる等)

 お子様の姿勢に対して中心軸整体で行うのは、骨格細分化調整により「骨格本来の自然な姿勢が出来る身体作り」をサポートする事です。加えて、現状に無理のない範囲で、必要と思われる認識修正、指導は行います。

 姿勢指導について「良い姿勢に見える形作り」を期待される事が多々あります。しかし仮に、外見上だけ良い姿勢を再現出来ても、その姿勢の維持に無理があると、常に不要な緊張を伴う状態となり、悪影響も考えられます。

 例えば、過剰に胸を張ったり、背筋を伸ばし固める事から、腰背部に不要な慢性緊張を生じさせている事があります。これらは背骨本来の生理的湾曲を崩してしまいます。

4)ご家族皆さんにご協力頂きたい事

 認識修正、指導である程度、改善出来る歪みの範疇にあるお子さんでも、無意識に親や周囲の姿勢から影響を受け、姿勢が崩れることがあります。又、食習慣・冷えからの内臓疲労・運動不足等でも姿勢が崩れやすくなります。そのため、お子様だけでなく、御両親にも同様の指導をする事があります。

骨格細分化調整は、医療行為ではないため病気の治療は行いません。より良く立てる身体作りを目的に行う骨格調整です。

骨格細分化調整で不快症状が改善する事があります。しかし「マス目の歪み」が原因の不快症状を「病気」と誤解されている場合に限ります。このような時「マス目の歪み」を整えることで、病気と思われていた不快症状の改善が期待できます。

例えば、立てない、歩けない、発達障害、脊柱側湾症、猫背、向き癖、斜頚、外反扁平足、内反足、尖足、斜視と思われていた症状が、病気ではなく「マス目の歪み」が原因となっている場合、改善が期待できることになります。

骨格細分化調整における検査は、病気の診断や、原因を特定するものではありません。「マス目の歪み」という独自の考えの元に、現状把握、調整箇所特定及び、全身バランスの変化観察の為に行われるものです。

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